オーストリア出発まで2週間を切って・・・
コロナでオーストリア渡航が遅れてしまい、最近やっと入国用のビザ『ビザD』を手に入れて、出国準備をしているところなのだが・・・
なんなんだろう、この不安は\( ‘ω')/
私自身、海外に住んだ経験はある。
と言ってもシンガポールに仕事で1年ちょっとと、これは含むかわからないがオーストラリアへの1年留学。
シンガポールへは転勤とかではなく、自分で決めて渡星した。
ヨーロッパ経験としては、パリに年2回の出張で合計7回。
あとはシンガポールから日本へ帰国した時に、約2ヶ月ただの観光客(ビザなし)としてやけど彼のもとオーストリアで暮らしたことがある。
なるようになるだろう
とポジティブに考えれる時は、なんとでもなるわくらいの考えで済むのだが、だんだんと渡航が近づくにつれて、言語、仕事、友人関係など、生きていくための生活においてのすべての不安が一気に押し寄せてくる。
約2ヶ月オーストリアで暮らした時といえば、今よりもドイツ語がわからなくて、というか勉強したこともなかったから、”すみません”すらわからん状態で、彼の友人たちと一緒に飲んだり食事やらしたり、毎週彼の親とも一緒に食事をしたり。
ちょっとだけドイツ語コースをその時に受けたけど、その授業のために週2回ザルツブルク市内でバスで出かけて。(彼は平日は仕事してたので迎えには来れても行きは自力で行くしかなかった)
言い訳にならないかもしれないが、時期がちょうど冬だったので、出かけるのも寒いし嫌で、近所には何もないので出かけるとしたら毎回市内までバスで行かないといけなくて、それも面倒で。
勝手に被害妄想やと思うけどバスに乗ってもジロジロ見られるし、それに彼以外話す人もおらんし、日本への電話は、時差の関係上オーストリアの昼しかできひんし。
シンガポールでは何不自由なく楽しく、一度もホームシックになんてならんかったし、オーストラリアでの留学も何も問題なかったのに、オーストリアではたかが2ヶ月ほどやったのに、自分の生活に一気に制限がかかってとても不自由な経験をした記憶の方が多いのだ。
文化の違い、システムの違い、そしてやはりうちにとっての一番の不便さは言語。
彼の友達と食事に行っても、何を話してるかがわからないから笑えない。彼の友達みんながみんな英語得意でもない。自分だって日本で友達と盛り上がってたから通訳するのも面倒になるし理解はできる。だからこそ言語を理解することの大切さ、それができて生活をしないといけないんだ、と痛感した。
オーストリアへ行ったのは、その2ヶ月の滞在を最後に3年経過。
(その間に彼、今の主人が日本へ来てくれたり、別のヨーロッパの場所で会ったりしていた)
その後日本へ帰国してから就いた仕事でのパリへの出張はいつも楽しくて、言語がわからなくてもなんとかやってて、それこそ一人で出張行くときもあったので、電車やバスを乗り継いで仕事の会場へ行ったり、晩ご飯一人で出かけたりなど、パリの時はいつもなぜか楽しくやっていけたのに、なんであの時オーストリアでは楽しめなかったんだろう。
やっぱり出張=期間限定だったからだろうか?
それともパリという、大阪みたいな都市、アクセスがよくなんでもあったからだろうか?
今回のオーストリア移住には期限はない。
完全な移住。
ザルツブルクと言ってもかなり小さな街で、住むところは市内から車で30〜40分離れた、大阪出身のうちから言えばくそ田舎だ。
見渡せば草だw
そんな自然と融合した素敵な街に住めることを嬉しく思うべきやし、むしろ異文化を楽しむべきで、ポジティブでいるべきなのはわかってるのに、自分らしくないこのネガティブさ。
きっと初めの3ヶ月、いや半年くらいは自分にとって試練だろう。
でも、3年前の自分の状況と今の状況は違う。
ドイツ語少しずつ勉強してきた成果もあり、3年前よりよっぽど理解できるし、「無」ではない。
そして結婚もして、彼とのお互いを信じる力、絆も深まっている。
パリ出張では、毎回の出張がフライト入れて4、5日、むしろフライトなければ3日くらいの滞在期間なのに、自力で仕事とは全く無縁の地元の人とお友達になれて自信もついた。
きっと今回はうまく行くはず!!!
さ、オーストリアへ行くまでの残り2週間足らず、 実はフライトの関係などで、コロナのPCR検査を日本でも受けないといけなくなったのでその受診に行ったり、あとはパッキングや出国までにしておかないといけないことなどをしたり、あまり不安に思わないよう自分自身を忙しくさせて過ごしたいと思いますw
そして、フライトがキャンセルになりませんように。
そしてそして、自分たちがコロナに感染しておらず無事オーストリアへ飛べますように。