【MT車:オーストリアで教習所に通う】No.3 - 学科試験について
昨日、やっと、そしてついに運転免許の学科試験に合格してきました\( ‘ω')/
今回は、試験勉強や試験本番について、あとは先日受けてきたファーストエイド講習についても紹介したいと思います!
学科試験の勉強について
以前の記事で、学科試験のための講習についてお話ししました。
講習は1日3時間半 x 8日。
しかもオールドイツ語。←当たり前...か
講習を受けると同時に、家でも学習できるようにと(試験勉強や問題練習のためにも)【STEIG EIN!】というアプリに登録して、そのアプリから勉強できる、というシステム。
言語は、ドイツ語、英語、クロアチア語、スロベニア語と選べる。
(以前まではトルコ語もあったみたいですが、トルコとの政治的関係で選択肢から消えたらしい笑)
私はもちろん英語。笑
勉強をし始めてソッコー壁になったのが、問題を解いていくことはできるけど、間違った理由がイマイチわからないこと。
標識や状況説明など、もちろんたくさんひっかけ問題もあって、なんで間違ったんだろう?と教科書を見ても、教科書はドイツ語だからわからない笑
結論は、もう何回も何回も問題をやって、理解するか、最悪暗記笑
質問は全部で738問。
試験にはそのうちの80問が出題される。
問題はこんな感じで出題されます↓
まずこの紙?なんなんだよ、と。笑
日本で免許の試験受けたことないんで、日本もあるのかどうか知らないのでわからないですが、オーストリアでは軽トラみたいなのがなくて、重たい大きな荷物を運ぶときは、車の後ろに荷台をくっつけて運ぶためか、こういう荷物を運ぶときの質問も用意されています。
まず何か書いているのか翻訳からスタートっす笑
何回も解いて、難しいと思ったり何度も間違う問題には、マークをつけることができていて、マークした問題だけをあとで解いていくこともできるようになっています。
それで何度も練習するのみ!
テストシュミレーション
アプリ内で、テストシュミレーションをすることもできるようになっています。
テストシュミレーションは、45分が時間制限、80%以上で合格となっています。
テストシュミレーションでは、自分が問題を間違えたかどうかというのはすぐにはわからず、シュミレーションが終わって結果をみた後にわかるようになっています。
ただ、問題はほぼ全て、1つ目がメイン問題、2つ目がサブ問題、みたいな感じで、2つで1つ?みたいになっているので、1つ目の問題で間違ったら2つ目はスキップされちゃうので、あ、1つ目間違えたんだな、とわかることもあります。
シュミレーションはこんな感じ↓
※この緑の部分は、正解不正解ではなく、あくまでもあとどのくらいでテストが終わるか、ということを示しています。
そして、最後までテストを行ったら、結果を見れるようになっています。
↑良かった時のを載っけてみました笑
合格するまでにホント時間かかりました。。
で、間違った問題もここで見返すこともできるようになっています。
こんな感じで、とりあえず問題練習をひたすらしていくのみ!って感じです。
プレテストについて
学科試験本番、の前に、プレテストというものが存在しました笑
プレテストは、別に時間や日にちは関係なく、教習所へ行っていつでも受けれるようになっています。
プレテストはなんのためにあるかというと、もちろんテスト本番前に環境など慣れることもできるし、あとはなんとプレテスト合格するとギャランティーがあるんです。
ギャランティーとは、万が一本番で不合格になったとしても、プレテストで合格していれば、追加料金なしでもう一度本番のテストを受けることができる、というもの。
ギャランティーの仕組みはこんな感じ↓
- 90%以上を2回取ったらプレテスト合格
- 85%以上を3回取ったらプレテスト合格
わたくし、プレテストも1回と思っていたので、プレテスト受けに行って上記内容を聞かされたとき、え?少なくとも2回もプレテスト受けないといけないの?!とチーンって感じでしたが、なんとか90%を2回取ることができたので、3回受けずに済みました笑
プレテストでは、別に監視されていることもなく、パソコンが置いてある部屋でひたすら自分のペースでやるって感じでした。
隣にいたおじさんが、プレテスト中に携帯片手にピコピコ。
あんた携帯で答え見てねーか?と思ったけど、他人はどうでもいいので無視して頑張りましたw
プレテストは、アプリ内で練習したシュミレーションテストと様式も全く同じだったので、スムーズに行うことができました。
テスト本番
結果からいうと、合格しました\( ‘ω')/
テスト本番は、60分以内で80%以上取れたら合格という内容。
テストの様式は、若干プレテストと異なっていたので、ちょっとだけ動揺?緊張?しました。
Bの方、9割切ってるしw
逆にプレテストで2回も90%取れたの奇跡 笑
小部屋にテスト受講者が3名、そしてテスト監督者がいました。
テスト本番を受けるには、IDカードと、パスポートサイズの写真2枚が必要でした。
また、本番を受けるには、あらかじめ日にちと時間が決められていて、予約するような形でした。
私が通っていたマグナス教習所では、本番は2週間に1回の月曜日のみでした。
ぶっちゃけ、テスト本番を本当は2月に予約していたのですが、自分がまだまだ準備不足だったため、延期しました笑笑
万が一プレテストも落ちて本番も落ちたら、追加料金160€。。。
だったら延期できるなら延期して、準備万端の状態で行ったほうがいいしねw
何はともあれ、学科試験合格できて良かったです。。
ファーストエイドクラスについて
学科試験とは別の話になりますが、こちらも免許取得には必要な項目。
ファーストエイドクラスは名の通り、応急処置などのことを学ぶための講習。
別の施設に行って、なんと6時間の講習を受けることになりました。
もちろんまたドイツ語ね。
またもや何言ってっかわかんない時間でしたが、なんとか6時間終わりました。
講習には、本来もっとたくさんのデモンストレーションなどあったようですが、コロナのこともあり、デモは心臓マッサージのみ、手袋を着用して人形に1分間心臓マッサージをする、という内容で、一人一人必ず行わなければなりませんでした。
とりあえず、受けたという証明書がもらえればいいのです!笑
料金はその場で55€でした。
この後の流れ
実はまだ支払いを完了していないっ!!!笑
- 支払いの完了
- 1000kmの練習を主人と終わらせる
- 残り6時間の教官との実技講習
- 実技テスト
だんだん終わりに近づいてきましたw
仕事も4月から始まるので、早く免許を取って車で仕事に行きたいところですが、なんと4月いっぱいはアフターファイブの講習は予約でいっぱいらしい。
土日はもちろん教習所は閉まってるし、いつ講習受けれるかわからない状態。
そして何よりも、1000kmの練習を終わらせた後、初めの実技練習に主人も一緒に参加しないといけないらしく、それがより日にちや時間を難しくさせる理由。。。
とりあえず教官との練習が始まるまでに、たくさんできる限り運転の練習をしないといけません。
もちろんすでに始めてはいるけど、やっぱり坂道で信号待ち、そこからの発進ができない笑
とかいろいろまだ課題は多いですが、、、学科試験クリアしたので、残り頑張りたいと思います!!!!