【オーストリア人とのお金事情】生活費の計算はどうしてる?
夫婦それぞれ、共働きで稼いだり、どっちかが稼いで家庭を支える、など状況は違う。
たいていの日本人の家庭は、夫は稼いだお金を全て嫁に管理され、月々お小遣いをもらう、というシステムを採用してるのではないだろうか?
うちの親だって、パパが主に稼いでママはパートで少し出ていて、稼いだお金は全てママが管理している。
うちのお金事情
オーストリア人と結婚した私は、結婚する前の同棲の時点から結婚後の今までも、うちは全て折半にしている。
基本的に共働きをしているので、どちらかが退職や休職をして収入がない場合も、基本はとりあえず折半。収入が一時的にない場合も、その時の貯金からとりあえず賄うようにしている。
家賃、食費、電気代、水道代、ガス代、生活必需品代、二人での交際費などなど。
もちろん、ビザ取得にかかる費用など全て。
唯一カウントをしていないのは、個人的に遊びに行った費用や、うちやったら化粧品代とか洋服代とか。
月に一回(日にちは特に決まりはないが)、パソコンを開いて、エクセルでお互いの支出を確認しそれを折半して、多く支出があった方に差額を返金するシステム。
それで問題になったことは一度もない。
自分でお金は管理したい
昔、小学校の時とかは主婦になりたい、仕事はしたくないとか、結婚したら仕事辞めるんだーとか思っていたが、仕事を始めてからは、仕事をしたままの方が自分には合ってるな、と感じるようになった。
理由は2つ。
1つ目は、家にいると女として(?)の努力をしなくなるから。化粧をしたり、身なりを綺麗にしたり、うちの場合は家にいたらそれを気にしなくなってしまうから。
これは自分自身の意識の問題ではあるんだが、やっぱり外へ出て、シャキッと綺麗にして、そして仕事仲間など外での他人との人間関係も必要だと思っている。
2つ目は、自分で使えるお金に制限があるのには耐えられないから。洋服など、欲しくなってよく買うタイプなので、毎月○○円でやりくりしてね、とか決められたらそれだけでストレス。
主人も自分が稼いだお金は自分のお金だし、好きなものに制限なく使いたいと思うタイプ。
お互い制限されるのは大嫌いなのである。
もちろん、結婚して家族になったので、今後共有の貯蓄は必要になる。
特に、将来考えている家の建設には特に。
なので、オーストリアでは二人の銀行口座を作り、そこに月々の生活費とともに貯蓄分を入れていこう、という話になっている。
うちの友達で、旦那が稼いでるから自由に使えないとか、旦那に支えてもらって生活してるから夜は子供を旦那に預けて遊びに行けない、とか。
そんなこと考えたくない。
自分でいくらか稼いでたら、そんなこと考えなくてもいい。
バイトでもなんでも、少しでもいいから働いて自分のお金は欲しい。
ま、そもそも一日中掃除して料理して旦那待ってるような主婦になれる自信もないんだが。
オーストリアではみんなどうしてる?
同棲する前に、お金のことどうするか決めるときに、オーストリアでは夫婦はどんな風にお金を管理してるん?と聞いてみた。
(あくまでも婚姻関係の夫婦について。カップルで子供がいるけど結婚してない夫婦はここでは除外、という前提のもとw)
とにかくまず言われたのは、日本みたいに嫁が旦那のお金の管理をしたり、小遣い制だった時代はあったらしいが、くそ昔の話だと。
自分のおばあちゃんの時代とかかなって言われた。
でも、 子供ができたりして仕事がない奥さんはじゃあどうしてるん?と聞くと、2つ考えられると言われた。
- そもそも仕事をしていたはずだから、産休として会社から60%くらい月々もらってる
- 無職の時に政府からもらえるお金を一時的にもらってる
それ以外、旦那が嫁に小遣いでもあげない限り、嫁の収入源はないはずだ、と。
でも、自分で使いたいお金が欲しいのであれば、嫁は働くべきだし、子供ができたのなら元々働いていた会社から産休として会社から貰うなりするべきだ、と。
厳しいようにも聞こえるが、その通りだと思う。
オーストリアでは、ほとんどの夫婦が共働きだそう(主人曰くだが)。
けど、それはオーストリア人夫婦の話。
国際結婚でオーストリアに移住した日本人に、政府からの無職の時のお金なんてないし、仕事見つけないとお金なんてない。
だから旦那からお金をもらったり、旦那が家計を支えているところも多いのかもしれない・・・
夫や嫁がオーストリア人でも、日本スタイルで、日本人がお金を全て管理している家庭もあるのだろうか?!
現在、オーストリアに住んでいる先輩夫婦の方々は、夫婦間でどのようにお金の管理をされているのでしょうか?
共有できる範囲で教えて頂ければ嬉しいです\( 'ω')/
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